老けて見えるシミをケア!シミ治療とは?
代表的なシミの治療法!
アンチエイジング・美容治療の中で最も多い悩みがシミの治療です。シミと一口に言ってもその種類はたくさんあり、それに適した治療はさまざまです。治療別の目的を把握して肌状態を考慮し、ひとりひとりに合った治療法を見つけましょう。種類によって治療方法が大きく異なるため、医師による正確な診断が必要になります。
日光黒子・老人性色素斑と呼ばれ一般的にはシミと呼ばれています。20代後半から目立ちはじめて、年齢とともにその数が増えます。徐々にイボ(脂漏性角化症)として盛り上がってくることもあります。大きくなってしまったシミや少ない数であれば、Qスイッチレーザーで治療することができます。数が多い場合や、ダウンタイムが少なくて翌日からメイクがしたいといった場合にはフォトフェイシャル治療を選択することができます。ただし、肝斑の方には適していないので専門医の正確な診断が必要です。
10代から、頬・目の下・鼻に多くできる細かいシミはそばかす(雀卵斑)と呼ばれています。紫外線の影響や女性ホルモン、色白で乾燥肌などの肌質が関係しているといわれています。日光黒子が多発しているものと間違われることがあります。フォトフェイシャル治療で肌全体を治療することが多いのですが、乾燥肌の方も多いためケミカルピーリングやイオン導入も一緒に行うとより効果的です。
老人性イボ(脂漏性角化症)は老人性色素斑に似ていますが、ふくらみをもっています。色素を伴っていることが多く、こめかみやフェイスラインによく出現します。大きくなってくると色素が濃くなりほくろとの鑑別が必要です。炭酸ガスレーザーを用いて治療されますが、他の治療法と比べて1回で除去できることがほとんどです。