攻めのビタミンAでのスキンケア！

毛穴の開きやシワの悩みに対して、幅広い効果に期待ができるアンチエイジングの救世主であるレチノール。多くのスキンケアの専門家の間でも欠かせないアイテムとして話題となっています。ただし、レチノールをエイジングケアやスキンケアとして毎日取り入れるのであれば、正しい使い方を知る必要があります。

レチノールはビタミンAの一種で脂溶性ビタミンの一つです。市販されているレチノールと医療機関で使われているレチノイン酸は、その両方がレチノイドであるるビタミンA誘導体の主な成分です。この成分を肌に慣らすためには、市販されているレチノールから使いはじめると良いでしょう。ビタミンA誘導体は、肌を引き締めてハリを与え、肌のコンディションを高めるといわれます。

レチノールは細胞のターンオーバーを加速させます。新しい皮膚を表面に押し出す力が強いため、皮膚が太陽に対して敏感になる可能性があります。レチノール使用時の注意点は、使用が夜であっても毎日必ず日焼け止めを塗ることが必要です。紫外線などが含まれる日光はレチノールを劣化させたり、その効果を低下させてしまいます。また、肌は眠っている間に回復するといわれているので、レチノール以外のアンチエイジング成分を利用している場合でも、就寝前にスキンケアするとより効果アップを狙えます。レチノールは、その効果に期待できるといった面ではメリットは感じられますが、赤みが出たり、皮むけが起こったり、紫外線に当たると光毒性があったりなど使いにくさがあります。そのため、攻めのビタミンAともいわれています。