トラネキサム酸内服薬について

シミの予防や治療に幅広く使用されている!

アンチエイジングのためには、内服薬を利用した保険適用外の治療を検討するのも一つの手段です。種類の異なるシミは、治療や効果もそれぞれです。トラネキサム酸内服薬は、色素沈着抑制効果をもっていて約2~3ヵ月の服用が目安になっています。シミは色素沈着によって肌が黒ずんで見えたり斑点ができた結果、その色素沈着が目立つように感じられます。即効性はないので、長期的に服用することにより肌の状態に変化を感じられることでしょう。市販薬と違って医薬品であれば約2倍の量のトラネキサム酸を含有しています。

シナールやトラネキサム酸は合わせて処方されることが多く、シミやそばかすを目立たない状態へと導いてくれる内服薬です。できてしまったシミを目立たなくするためには、肌の状態を整えるビタミンCの働きをするシナールが効果的です。シミやそばかすを目立たなくさせる作用、抗酸化作用、メラニン抑制作用など、肌にとって良い影響を与えます。ビタミンC配合の化粧品やサプリメントを利用している方は多いと思いますが、市販されている製品との違いはシナールにはパントテン酸が配合されていて、パントテン酸はビタミンCの働きを促進します。

さらに、新しいシミができてしまうのを抑えるためには、トラネキサム酸がおすすめです。色素沈着でできてしまったシミに対しても、メラノサイトの活性化を抑制します。これにより、お肌に透明感を与えて美しい状態へと導きます。このようにさまざまな効果に期待できることから、レーザー治療やピーリング治療などと合わせて使用されることもあります。