若々しさの源となるNMN
NMNの効果が期待できるのは40代~!
NMNは体内に吸収されてから全身のすみずみまで届けられて、NADに変化するとされます。NADはすべての生物に存在しており、生命のエネルギーを生みだす酵素の働きを助けたり、身体の機能を保つといった役割をしています。身体の環境を総合的にサポートすることから、若々しさや健康を維持することが分かっています。ただ、NADは分子量が大きくそのままの大きさでは、身体のあらゆる場所に届けることが難しいと考えられています。さらに、10代後半をピークとして加齢とともに減少していき、40代でピークの約半分となります。加齢によりNADの濃度が下がることによって身体や認知機能の若々しさが失われていきますが、それに加えて糖尿病やアルツハイマー病などの病気の原因にも繋がるとされます。
今のところ、NMNに関して否定的な研究結果は発見されていません。最新の研究では眼の病気や難聴・肝臓・心臓を守る作用に期待できるといった研究結果があります。これはNMNの投与によりNADが増え、加齢による病気を抑えられる可能性があるということです。研究では、健康な若いマウスにNMNを飲ませても大きな変化はなかったそうです。逆に人間の40~50代に相当するマウスでは効果を発揮したことから、老化現象を自覚してからでも老化制御効果に期待できるのではないかと考えられています。できるだけ老化を遅らせて、実年齢よりも若く見せることや身体機能を保つなどアンチエイジングのカギはNMNにあるのです。