サーチュイン遺伝子が活性化する断食の方法とは?

16時間断食なら簡単にできる!

48時間の断食によってサーチュイン遺伝子が活性化し、そこから作られるサーチュイン酵素が2~4倍になったという報告がありました。しかし、毎日過度な制限をすると筋肉量が減り、健康的なアンチエイジングにならないおそれがあるので注意が必要です。初心者の方には、今話題になっている16時間断食がおすすめです。1日24時間のうち16時間断食の間に食べていいものは、水分やナッツ類だけです。残りの8時間は、何をどれだけ食べてもOKなシンプルな断食です。これを行うことによって内臓の働きが向上し、空腹時間が10時間を超えたタイミングから脂肪分解が始まります。また、成長ホルモンの分泌が促進して代謝が上がります。まさに、空腹は最強のダイエット法だったのです。

16時間断食の時間配分は、自分の生活スタイルにあった形で大丈夫です。例えば、1日の食事開始をお昼の12時から設定します。何をどれだけ食べてもOKなことから、好きなメニューを選んで食べましょう。ダイエットが目的の方であれば、食物繊維豊富なものを始めの1皿に選べば血糖値の上昇を抑えることができます。しっかりとお腹が空いている状態で食事を摂ると、美味しさもより一層増すことでしょう。さらに、15時のおやつを食べることができます。ストレスを溜めないためにも好きなスイーツでカフェタイムを楽しみましょう。夕食は、8時間の終了時間である20時までに済ませましょう。低カロリーメニューであればダイエットに適していますが、ここでしっかりと食べることにより16時間断食を快適に過ごすことができます。