髪の老化現象について

髪の毛だって老化する!

産後、季節の変わり目、ストレスを感じている時など、身体や環境の変化によって髪の健康状態は左右されます。ご存じのように、年齢を重ねていくと髪のボリュームが減ってハリやコシがなくなっていきます。40歳を過ぎると、目に見える髪の変化に焦りを覚える方もいるでしょう。

ところが、肌の老化はいち早く気づいてアンチエイジングを心がけたり、エイジングコスメを使ってケアをするのに、髪の老化に対してはノータッチの方がいます。分かりやすい老化のサインとして、白髪・髪のボリューム・ハリ・コシが挙げられますが、髪の毛が浮くようになった・うねり・も老化のサインの一つです。

40代近くになると髪のボリュームが少し気になるというのは、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少するためです。ヘアサイクルが短くなり、髪が育たないために毛が細くなり、抜け落ちてしまいます。20~30代の方でもストレスや産後のホルモンバランスの影響によってエストロゲンが減り、抜け毛の症状を経験された方もいるでしょう。また、季節によって湿度や温度が変わると、頭皮のコンディションもそのたびに変わっていきます。夏の強烈な紫外線を浴びたあと、冷たい空気に髪がさらされる秋には頭髪ケアが必須と考えてください。冬の乾燥は髪にもダメージを与えるので注意が必要です。季節の変わり目に髪の状態が悪くなるという前例がある方は、保湿やマッサージをして予防することも大切です。